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立ち耳修正手術(片耳)の症例(左右差を整える)

2024年05月07日(火) | カテゴリ: 口元・唇・耳など
当院ではここ最近、「耳の整形」に関する問い合わせが増えていることについては以前のブログでも紹介しました。
>以前のブログ記事はこちら

耳の整形に関する相談としては、「耳(耳介)のサイズを小さくしたい」というものが多い一方で、以前から当院で行っている立ち耳修正手術への問い合わせも相変わらず多くいただいております。

立ち耳修正術は比較的多くのクリニックで行っていますが、問題点としてよく上げられるものが「後戻り」です。そのため当院にも、他院で一度立ち耳修正手術を行ったものの、1年経たずにほぼ元に戻ってしまったということで相談に来られる患者様も多くいらっしゃいます。

ちなみに当院では、開業以来多くの立ち耳修正手術を行っていますが、私が知る限りでは患者様において後戻りが起きた事例は一つもありません。

※この件については、「他のクリニックに相談しているのでは?」と思われる方もおられるかもしれませんが、「万が一後戻りが生じた際には(無料にできないのは心苦しいのですが)通常価格よりもぐっと価格を抑えた形で修正術の対応を行う」旨を皆さんにお伝えしておりますので、それでもお一人として相談に来られてないということは、術後に後戻りされた方はほぼおられない、と私なりに判断をさせていただいております。

そして当院で施術を行った方に後戻りが生じていないのには、ちゃんとした理由があります。あらかじめ後戻りが生じることを想定した上で、後戻りが起きないように手技に工夫を加えているためです。過矯正気味に修正するというのも1つの後戻りを防止するための方法のひとつですが、そこまで思い切って後方に倒さなくても、手術の際にうまく工夫をすることで後戻りを防ぐことができるという点に10年ほど前に気が付き、それ以降はこのオリジナルの手技で修正手術を行っています。

ちなみに過矯正気味に修正をした場合、耳が後方に倒れすぎてしまい対耳輪の外側への突出感が極端なものとなって見た目に違和感が生じることがあります。実際に他院でそのような術式で施術を行われた方から「対耳輪の突出を治してほしい」というリクエストをいただくことも時々あったため、当院では基本的にこの方法は行っておりません。

今回のブログでは片耳のみの立ち耳修正術を行い、左右バランスを整えた方の症例を紹介したいと思います。


上は、片耳(左側)だけ前方に起きている状態(=立ち耳)のため、左右差を改善したいと相談に来られた24歳の女性です。人前にでる仕事をされているということで、以前から耳の左右差や見た目にコンプレックスを感じていたとのことでした。

施術では、耳の後ろの皮膚を切開して軟骨に操作を加えて後方に倒しています。この際に、後戻りがしにくいように当院独自の手技を追加した上で施術を行っています。

以下は術前後の比較です。





術後は1ヶ月目の状態ですが、左耳が後方に倒れて右側の耳とのバランスが良い感じに取れているかと思います。後戻りが生じない当院独自の手技で施術を行っているため、この状態は半永久的に持続されると想定されます。

立ち耳修正のご相談は年齢や性別関係なくいただく内容です。これから手術を考えているもののネットなどでいろいろと調べた結果、後戻りについて少し不安になってしまった方や、他院ですでに立ち耳修正手術を行ったものの術後に後戻りしてしまったという方も、一度ご相談頂ければと思います。
当院の立ち耳修正手術の詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:立ち耳修正手術 費用:片耳 110,000円 リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、ケロイド、肥厚性瘢痕など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ






監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士